中国人訪日客、3月も30万人突破=花見客でにぎわう、外国人総数も152万人で過去最高―4月もさらに増加へ

八牧浩行    2015年4月22日(水) 15時31分

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22日、3月の訪日外国人客数は前年同月比45.3%増の152万6 000人で、初めて単月で150万人を突破した。国別トップは中国人客で、前年同月比83.7%増の33万8000人。2カ月連続で30万人を突破した。写真は東京・銀座。

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2015年4月22日、日本政府観光局が発表した3月の訪日外国人客数は前年同月比45.3%増の152万6000人で、初めて単月で150万人を突破した。

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国別トップは中国人客で、前年同月比83.7%増の33万8000人。2カ月連続で30万人を突破した。クルーズ船は5便(約9000人)が入港した。次いで台湾27万8000人、韓国26万8000人、香港11万7000人の順。円安の定着を背景に桜の観賞を目的とした旅行客が増大した。

4月も、欧米のイースター(2015年4月3日〜6日)、中国・清明節(2015年4月4日〜6日)などの休暇を中心に、花の観賞を目的とした訪日旅行需要の拡大が見込まる。(八牧)

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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