なぜ韓国は汚職が多発するのか?=中国専門家「選挙費用が高額」「当選後の恩恵期待する企業」―中国メディア

Record China    2015年4月24日(金) 5時22分

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22日、中国・新京報は、「韓国、なぜ汚職が多発するのか」と題し、韓国政界の汚職事情について伝えた。写真は韓国の国会議事堂。

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2015年4月22日、中国・新京報は、「韓国、なぜ汚職が多発するのか」と題し、韓国政界の汚職事情について伝えた。

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韓国の李完九首相は20日、中南米を歴訪している朴槿恵(パク・クネ)大統領に辞意を伝えた。李首相は建設会社前会長から2013年に現金3000万ウォン(約330万円)を受け取った疑いが持たれている。李首相は2カ月前に就任したばかりで、現金の受け取りを否定しているが、建設会社前会長との交際を示す証拠が出てきたことなどから、国内では辞任を求める声が高まっていた。

2009年に自ら命を絶った盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領が収賄の容疑をかけられていたなど、韓国の政界で汚職スキャンダルが巻き起こるのは珍しいことではない。

韓国の汚職について上海国際問題研究院の韓朝問題専門家である于迎麗(ユー・インリー)氏は、「韓国政界の汚職は体制的な問題。韓国では選挙費用が高額なため、選挙資金を集める際の行動が問題になるケースが多い。企業は政治家が当選した後の恩恵に期待し投資する考えが強いため、政治家と商人の密接につながっている。これが韓国政治家の汚職の主な原因。高官の多くが汚職に何らかの形で関わっているため、スポットライトが当たるとスキャンダルに発展しやすい」と指摘している。(翻訳・編集/内山

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