中国で昨年制作された映画618作品のうち映画館公開はわずか259作品、その原因は?―中国メディア

Record China    2015年4月21日(火) 0時42分

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20日、中国・騰訊娯楽は、苦労して映画を撮影しても、中国では公開に至ることができない作品も多いと伝えた。写真は中国映画博物館。

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2015年4月20日、中国・騰訊娯楽は、苦労して映画を撮影しても、中国では公開に至ることができない作品も多いと伝えた。

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19日、中国電影家協会と中国文聯電影芸術センター産業研究部は、「2015年中国映画産業研究報告」として、14年における中国映画市場の統計を発表した。報告によると、昨年中国で制作された映画618作品のうち、映画館で公開されたのはわずか259作品にすぎなかった。

専門家によると、中国の映画産業は競争が激しく、世界2位の市場規模にもかかわらず、公開作品数は米国、日本、韓国などと比べはるかに少ない。韓国を例にとると、韓国のスクリーン数は中国の10分の1程度だが、毎年公開される作品は約1000作品と、中国の3倍だ。

未公開に終わった映画はなぜ公開されなかったのだろうか。政府や企業の依頼により制作され、もともと映画館での公開を予定していない作品や、制作段階で資金を使い切ってしまい宣伝ができなかった作品、クオリティーが公開のレベルに至らなかった作品など、原因はさまざまだ。但し、現在中国では1日に平均10スクリーンが新設されており、今後は公開される映画作品も増加すると予想される。(翻訳・編集/谷)

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