2015年4月19日、中華圏最大級の映画賞である香港電影金像奨の授賞式が行われ、香港の俳優ラウ・チンワン（劉青雲）と中国の女優ヴィッキー・チャオ（趙薇）が最高賞に輝いた。文匯報が伝えた。

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「香港版アカデミー賞」とも言われる香港電影金像奨で、アン・ホイ（許鞍華）監督の「黄金時代」が最優秀作品賞を受賞。「黄金時代」はこのほかにも最優秀監督賞や同撮影賞など5部門を制し、今回最多の受賞数となった。

最優秀主演男優賞は映画「窃聴風雲（オーバーハード）3」のラウ・チンワンが、最優秀主演女優賞は映画「親愛的」のヴィッキー・チャオが受賞した。ラウ・チンワンが同賞にノミネートされたのは史上最多の16回目。また、07年の第26回に続き、今回が2度目の受賞となった。

ヴィッキー・チャオは今回が初の受賞となった。ピーター・チャン（陳可辛）監督の映画「親愛的」で、ノーメークで農村女性を演じて大きな話題に。受賞にあたって、「まさかもらえると思っていなかったので、コメントも用意していなかった。それが逆によかったのかも」と喜びの声を伝えている。（翻訳・編集/Mathilda）