2015年4月18日、香港の俳優ディッキー・チョン（張衛健）が、最も苦しかった時期に俳優アンディ・ラウ（劉徳華）に救われたとトーク番組で告白した。聯合報が伝えた。

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香港TVB局の大ヒットドラマ「西遊記」など数々の時代劇作品をはじめ、歌手としても知られるディッキー・チョン。このほどトーク番組「星級会客室」に出演し、デビューから30年にわたる芸能生活をストレートに語った。

1997年に起きたアジア通貨危機の影響で、投資に失敗して破産の危機に追い込まれた。当時、人気スターのアンディ・ラウが仕事を与えてくれ、さらにお金も貸してくれたことで、困難な時期を乗り切れたという。「その時に受けた恩は、今でもありがたく思っている」と語った。

スキンヘッドがトレードマークとなっているが、これは96年に孫悟空役を演じて大ブレークを生んだ「西遊記」への出演がきっかけとなったもの。続編製作において出演料に関する話し合いがこじれ、TVB局のスタッフに「顔に毛がないと何の価値もない俳優」と罵倒されたことによる。俳優としての価値を証明するため、頭髪も剃り落したと語っている。（翻訳・編集/Mathilda）