神社復活、蒋介石像の撤去…台湾に広がる“媚日”―台湾メディア

Record China    2015年4月19日(日) 19時10分

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18日、台海網は記事「倒された蒋介石像と引き起こされた日本神社」を掲載した。日清戦争終結から120周年の今年、台湾に“媚日”の動きが広がっているという。写真は中正記念堂の蒋介石像。

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2015年4月18日、台海網は記事「倒された蒋介石像と引き起こされた日本神社」を掲載した。

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4月17日は日清戦争の講和条約である下関条約の締結から120周年の記念日だった。日本駐台交流協会には日本軍国主義の復活を抗議するデモ隊が押しかけた。だがその一方で台湾には“媚日”の動きが広がっている。

3月、台中市の林佳龍市長は200万台湾ドル(約766万円)を投じて、台中神社の鳥居を引き起こすと発表した。台中神社は1911年、植民地期台湾に創設された。敗戦後、神社は廃座されたが、鳥居は倒された状態で保管されていた。

鳥居が引き起こされた一方で倒されたものもある。今年2月、3月には台湾各地で蒋介石像を倒す運動が広がった。1947年に軍が民衆蜂起を鎮圧して多くの犠牲者を出した二・二八事件が起きた。その責任者である蒋介石元総統への抗議と説明されているが、本質的には反中国の動きと見てよい。

台湾独立派の反中と媚日の動きに台湾内部からも批判の声が上がっている。日本を憎む必要はないが、媚日は間違った考えであり、日本と連携して独立を目指す動きは中国人のアイデンティティーと尊厳を損なう行為だと、ある台湾メディアのコラムは指摘している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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