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2007年8月、新年度を控えた浙江大学は、家計が困難な新入生に携帯電話を無料で贈呈すると発表した。今や携帯電話は必需品で学内連絡も携帯メールが使用されているためだという。写真は浙江大学の新入生。
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2007年8月、新年度を控えた浙江大学は、家計が困難な新入生に携帯電話を無料で贈呈すると発表した。
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現在、新年度を目前にした浙江大学には、全国各地から続々と新入生が集まっている。安徽省からやってきた新入生・張(チャン)さんは入学手続きをすると、その場で大学と中国聯通から携帯電話と2年分の基本使用料とを送られた。張さんは「私の家族はまだ誰も携帯を持っていないんです。せっかくだからすぐに家族に電話します」と大喜びで話した。
浙江大学の費英勤(フェイ・インジン)主任によると、今や携帯電話は必需品で、学内の連絡も携帯電話のメールを利用することが多い。そのため家計が困難な学生でも携帯電話は必要だと話す。浙江大学は今年5300人の新入生を迎える。うち10%が家計が困難な生徒だという。(翻訳・編集/KT)