不倫旅行にギャンブル、裁判官らのあきれた行状が次々に発覚、これで法治国家といえるのか―湖南省益陽市

Record China    2015年4月17日(金) 8時53分

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14日、中国湖南省益陽市の裁判所に所属する裁判官らが愛人との旅行やギャンブルに興じているとの市民からの告発が相次ぎ、紀律検査委員会が調査を開始した。資料写真。

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2015年4月14日、中国湖南省益陽市赫山区の裁判所に所属する裁判官らが愛人との旅行やギャンブルに興じているとの市民からの告発が相次ぎ、同区の紀律検査委員会が調査を開始した。中国紙・法制晩報が伝えた。

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益陽市赫山区人民法院(裁判所)の王茂華(ワン・マオホア)副院長が愛人を連れて2泊3日の海南島旅行に出かけたとの告発がネット上にあった。2泊3日には公務のある月曜日も含まれていた。さらに、王副院長の部下にあたる赫山区法院政治法廷の責任者が「両会(全国人民代表大会と中国人民政協商会議)」期間中に怪しげな女性とホテルの部屋に入ったとする市民からの通報もあった。このほかに、益陽市中級法院執行局の夏小鷹(シア・シャオイン)局長と赫山区人民法院の謝徳清(シエ・ダーチン)院長がポーカー賭博に興じている動画がネット上に公開されている。

同じ裁判所内での相次ぐ不祥事に、中国のネットユーザーは強い不満の声を上げている。「全部通報で発覚だろ?紀律検査委員会より、市民の方がよっぽど仕事してるじゃん」「これで法治国家とは笑わせる」「どこの裁判所も同じようなもんだろ」「立派な裁判官なんて存在しないよ」「こうなったら三権分立しかない」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/本郷)

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