中国は将来的に複数の空母を配備、巡航ミサイルも大きな脅威に―米海軍報告書

Record China    2015年4月20日(月) 7時20分

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12日、米海軍はこのほど、中国が海警船の建造を急ピッチで進めており、3年で25%も増えているとする報告書を発表した。空母や巡航ミサイルも米海軍の脅威になるとみられている。写真は中国初の空母「遼寧号」。

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2015年4月12日、ニューヨーク・タイムズ中国語サイトによると、米海軍は中国が海警船(中国海警局の監視船)の建造を急ピッチで進めており、3年ですでに25%も増えているとする報告書を発表した。多くは南シナ海での巡視活動に使われているという。14日付で環球網が伝えた。

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報告書によると、中国は世界最大規模の海上監視船部隊を有しており、日本やベトナム、インドネシア、マレーシア、フィリピンの艦艇を合わせた数より多く、装備の面でも急速に近代化を進めている。

2014年に配備された艦艇は60隻で、2015年も同水準になるとみられている。中国が保有する空母は現時点では1隻だが、将来的には複数の空母を所有するようになると予測されているほか、弾道ミサイルを搭載する原子力潜水艦や大型揚陸艦が配備されるとみられ、米国は中国の海軍力向上を懸念している。

米国海軍戦争学院のアンドリュー・S・エリクソン准教授は、次世代型超音速対艦巡航ミサイル(ASCM)の「鷹撃−18(YJ−18)」を脅威だと指摘。また、同学院中国海事研究所の別の専門家は、航空機からも発射できる「鷹撃−12(YJ−12)」が米国海軍にとって大きな脅威になっていると指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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