フィリピン沖を航行中の貨物船で殺傷事件、中国人乗組員2人死亡―中国メディア

Record China    2015年4月14日(火) 15時38分

拡大

12日、在セブ中国総領事館の幹部は、中国人乗組員が乗った航行中の貨物船で、死傷事件が発生したことを明らかにした。写真はフィリピン・セブ市。

(1 / 2 枚)

2015年4月13日、中国新聞社によると、在セブ中国総領事館の幹部は12日、中国人乗組員が乗った航行中の貨物船で、死傷事件が発生したことを明らかにした。同貨物船はフィリピン南部のサンボアンガに緊急停泊、中国人乗組員のうち2人が死亡、1人が負傷、1人が行方不明となっている。

その他の写真

在セブ中国総領事館のある領事は12日夜、中国新聞社の取材に対し、「在セブ中国総領事館はすでに、2人の領事をサンボアンガ市に派遣した。彼らは負傷者を見舞い、小型ボートで事故が起こった貨物船に乗り込んだ。現時点で、具体的な状況はまだ明らかになっていない。貨物船の関係者の話から、同船で思わぬ事件が発生し、2人の乗組員が死亡、1人が負傷して治療を受けている。また、別の1人が行方不明となっている。これ以外の具体的な状況は、まだ調査段階にある」と述べた。

また、「負傷した中国人乗組員は、救命治療を受けた後、現在経過観察中で、命に別状はない。事故が発生したのは外国籍の貨物船で、中国に輸送する貨物をオーストラリアで荷積みし、出航した。乗組員は全員中国人だった」と述べた。

フィリピン現地のメディア報道によると、事件が起きたのはリベリア籍の貨物船で、船上で2人が死亡、1人が負傷する「殺傷事件」が発生したため、12日未明にサンボアンガ市に緊急に停泊、負傷した乗組員は市内の病院に搬送され、治療を受けた。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携