中国人・韓国人の訪日は大幅増、日本人の訪中・訪韓は大幅減―中国メディア

Record China    2015年4月14日(火) 16時17分

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13日、中国や韓国からの訪日観光客が増加したことにより、14年の訪日外国人の消費金額が過去最高を記録した。写真はドラッグストアで買い物をする中国人観光客。

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2015年4月13日、中国メディア・澎湃新聞は、日本政府観光局(JNTO)のデータを基に、中国や韓国からの訪日観光客が増加したことにより、14年の訪日外国人の消費金額が過去最高を記録したと報じた。

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JNTOによると、11年の訪日観光客は、同年3月に発生した東日本大震災の影響で、中国本土からは104万人、韓国からは166万人にすぎなかった。しかし、昨年は中国人が241万人、韓国人が276万人と大幅な増加となった。

14年の訪日観光客の消費総額は2兆305億円と推計され、過去最高を記録。国別では中国が約5600億円で、4分の1以上を占めた。

また、財務省によると、15年2月の日本の旅行収支(外国人旅行者が日本で使ったお金から日本人旅行者が海外で使ったお金を差し引いた額)は633億円の黒字で、比較が可能な1996年以降で最大となった。

旅行収支は今年2月まで5カ月連続で黒字を記録しており、その主要な原因として、昨年10月に消費税の免税対象商品が食品や化粧品、医薬品などにまで拡大されたことが挙げられている。

一方、中国と韓国への日本人旅行者数は大幅な減少傾向が見られる。11年の日本人旅行者数は、訪中が約366万人、訪韓が約329万人だったが、昨年は訪中が約272万人、訪韓が約228万人となり、いずれも大幅に減少している。(翻訳・編集/秋田)

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