<続報>空前の炭鉱事故に発展か?水没した坑内の172人の生存は絶望的―山東省泰安市

Record China    2007年8月19日(日) 9時21分

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17日夜、山東省泰安市の新汝地区を豪雨が襲った。堤防が決壊し、溢れ出た水は付近の炭坑を水没させた。18日夜時点で172人が取り残されているが、生存は絶望的との見方もある。写真は堤防修復にあたる人民解放軍。

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2007年8月17日夜、山東省泰安市の新汝地区を豪雨が襲った。汝河の水位が急激に上がり堤防が決壊、溢れ出た水は付近の炭坑を水没させた。当時坑内にいた756人の作業員のうち、18日夜時点で172人が取り残されている。

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事故発生後、国家安全生産監督管理総局の李毅中(リー・イージョン)局長ら要人が現地を緊急視察し、救援活動の陣頭指揮を執るなど現地政府・中央政府ともにこの事件を重視、全力で解決にあたっている。

しかし汝河の流れは極めて速く、決壊した堤防の修復すらまだ終わっていない状況で、現地には絶望的な雰囲気が漂う。特に取り残された作業員のうち150人は炭坑最深部で作業をしており彼らの生存は絶望視されている。また同地区の別の炭坑も洪水で水没、坑内に9人が取り残されている。(翻訳・編集/KT)

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