2015年4月11日、韓国・東亜日報によると、最近、日本のあるテレビ番組で、「韓国はまだ成熟度が足りない」と発言したとして物議を醸した日韓議員連盟の日本側幹事長・河村建夫議員が10日、東亜日報との単独インタビューで「真意が誤って伝えられた」とし、遺憾の意を表明した。

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衆議院議員会館で東亜日報の記者と会った河村議員は、「産経新聞前ソウル支局長の出国禁止期間が長すぎるとの日本国内の批判があることは事実だが、日本が外交青書で『韓国と価値観を共有する』という表現を削除したのは望ましくない」と述べ、その内容を岸田文雄外相に伝えたことを明かした。

また、「韓国の成熟度が不足している」という自身の発言に関しては、「韓国と日本の双方が、より高い次元の（政治的）成熟度を持たなければならないという意味で述べたのであって、韓国を低く見るような意図はなかった」と説明した。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。以下はその一部。

「状況が不利と見るや、直ちに訂正する」

「非常に典型的な日本式の言い訳だ」

「日本人は基本的に韓国人を見下しているようだ。工業化以前は、韓国を介して多くの文化を学んできたにもかかわらず、これらのおかげどころか植民史観で韓国を嘲笑している」

「韓国の国会議員は、日本の議員がどれだけうまく立ち回っているかを見て勉強しろ」

「いろんなことにきちんと対応できていない現状を見ると、確かに成熟度が足りない」

「大韓民国の報道機関はあまりにも問題がある。否定的にばかり解釈するから、このようなことが起きたのだ」

「私たちは韓国を支持する知韓派議員を信じ協力をすれば、彼らもそれなりの力を国会で持つようになる。そして、韓国の政治も少しはスムーズに行われるようになるだろう。すべてを韓国側の都合の良いように解釈してしまう姿勢は、今後の日韓関係で韓国が使える政治的カードを使い尽くしてしまうことに等しい。私はむしろ韓国メディアの成熟度が足りないと思う」

「安倍首相と日本の極右も問題だが、朴大統領の無能さも一役買っている。以前、朴大統領は安倍首相のあいさつを無視したが、これはないぞ。政治家は個人的な感情で仕事をしてはならない。日本は失礼な国だが、無視するべきでない」（翻訳・編集/三田）