2015年4月10日、韓国・聯合ニュースは、日本が朝鮮半島周辺地域で集団的自衛権を行使する場合、韓国の事前同意が必要だとの内容が、日米防衛指針に反映される可能性があると伝えた。

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9日、ワシントンDCの外交消息筋は、「日米両政府は現在、『日米防衛協力の指針』の改定を進めているが、韓国政府は、『日本が朝鮮半島周辺地域で集団的自衛権を行使する場合、韓国の事前同意が必要だ』との韓国側の立場を反映するよう、多方面から努力している」と明らかにした。

日米両国は、日本の平和と安全に重要な影響を与える事態が発生した場合に、地理的制約なく、日本が戦闘中の米軍の後方支援をできるようにする方針だという。韓国内では、「日本は有事の際、米国を支援するとの名分を立てて一方的に朝鮮半島に自衛隊を送るのではないか」との懸念が強まっている。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「もし『韓国の同意が必要』という内容が含まれなかったら、日本が朝鮮半島を侵略することを米国が許可したということになる」

「韓国は中国と軍事同盟を結ぶべきだ」

「日米防衛指針なんて意味あるのか？日本が守らなかったらどうする？韓国は対策を考えているのか？」

「強大国に引きずり回される人生はもう嫌だ…」

「インターホンを押して侵入する泥棒がいるか？そんな努力をする前に、米国や日本に負けない戦力を身に付けるべき」

「今まで日本人に何度裏切られた？どんな条件があれ、日本が韓国に軍人を派遣することを認めてはいけない」

「結局は日本の思い通りになるだろう」

「米国は日本の味方だから信じるな。韓国は中国や北朝鮮と生きて行こう」

「今の日本は武力で独島（竹島の韓国名）を奪うことしか考えていない」（翻訳・編集/堂本）