独ダイムラー、中国が米国に代わって世界最大の市場に―仏メディア

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9日、メルセデス・ベンツを傘下に持つ独ダイムラーにとって中国が米国に代わって世界最大の市場になった。写真はドイツのメルセデス・ベンツ博物館。

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2015年4月9日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語サイトによると、メルセデス・ベンツを傘下に持つ独ダイムラーにとって中国が米国に代わって世界最大の市場になった。同社は今年も中国で2桁成長を維持している。

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特にコンパクトモデルとSUVは世界的に需要が伸びており、ベンツとスマートは2014年3月の販売高が前年比16.3%成長。営業担当のオーラ・ケレニウス取締役によると、今年3月における販売は過去最高を記録。第1四半期(1−3月)も記録的な販売実績を達成した。

同じ独自動車メーカーでライバルのフォルクスワーゲンやBWMとの競争が激しくなる中、ダイムラーはメルセデス・ベンツのコンパクトSUV「GLA」で新たな需要を掘り起こし、シェアの拡大を図っている。

GLAの中国における販売は3月に20.8%増加。欧州でも16.3%増えるなど好調だが、米国では9.2%の成長にとどまり、これによって3月および第1四半期は中国における販売が米国を上回り、最大の市場となった。

ダイムラーは北京汽車との合弁会社・北京奔馳(北京ベンツ)の新工場でCクラス、Eクラス、さらにGLK、GLAの生産を開始する。投資額は7億2000万ユーロ(約926億円)とされ、中国におけるさらなる販売を見込んでいる。(翻訳・編集/岡田)



   

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