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8日、英紙ガーディアンによると、ギリシャがドイツに対して第二次世界大戦時にナチス・ドイツから受けた損害に対する賠償額は2780億ユーロ(約36兆円)であるとの試算を示したことについて、ドイツの副首相は「ばかげている」と一蹴した。写真はドイツ・ベルリン。
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2015年4月8日、英紙ガーディアンによると、ギリシャがドイツに対して第二次世界大戦時にナチス・ドイツから受けた損害に対する賠償額は2780億ユーロ(約36兆円)であるとの試算を示したことについて、ドイツの副首相は「ばかげている」と一蹴した。
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ギリシャのマルダス財務副大臣は6日の議会で、ギリシャが第二次世界大戦時にナチス・ドイツから受けた損害に対する賠償額は2780億ユーロ(約36兆円)であるとの試算を示した。これを受けて、ドイツのガブリエル副首相兼経済相はギリシャの財政再建に向けての救援策を模索している中で、ギリシャが戦争賠償の話を持ち出したことを批判し、「ばかげている」と発言した。また、戦争賠償については政治的、法的に解決済みであるとの見解を示した。
この報道に、欧米のネットユーザーがコメントを寄せている。
「ギリシャはいくつかの島を売るべきだ」
「ドイツがギリシャのバカらしさに対して辛抱強く対処していることに拍手を贈るべきだ。70年前だったら、状況はかなり違っていただろう」
「米国人はブッシュ政権下でのイラク戦争の賠償にいくら払わなければいけないんだ?」
「ギリシャは腰を落ち着けて黙るべきだ。根拠のない数字だし、ただ時間稼ぎをしているだけだ」
「ドイツの傲慢さは際限がないな」
「ドイツはあまりに傲慢だ。ギリシャは対抗すべきだ」(翻訳・編集/蘆田)
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