韓国の市場経済への親和性、中国・ベトナムよりも低く=「政府主導で経済発展してきたから」「福祉レベルが最下位の韓国には…」―韓国ネット

Record China    2015年4月9日(木) 8時11分

拡大

7日、韓国・アジア経済によると、韓国の市場経済への親和性が主要47カ国のうち26位で、中国、ベトナムより低いことが明らかになった。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。資料写真。

(1 / 2 枚)

2015年4月7日、韓国・アジア経済によると、韓国の市場経済への親和性が主要47カ国のうち26位で、中国、ベトナムより低いことが分かった。

その他の写真

ソウル市立大学のソン・ホンジェ教授が、世界各国から1000人余りの個人を対象に調査する世界価値観調査(WVS)の最近の調査結果から、経済認識と関連する項目を個別に分析。「国民の経済認識のための国際比較」をテーマに開催した討論会で、その研究結果を発表した。

ソン教授によると、47カ国の市場経済性向指数(10点満点基準)の平均は6.04点だった。市場経済を好むことが知られる米国(6.86)が1位を占め、2位はトリニダードトバゴ(6.79)、3位ガーナ(6.77)、4位エチオピア(6.68)、5位インドネシア(6.55)、6位ベトナム(6.53)と続いた。韓国は全体の平均よりも低い5.94点となり、47カ国中26位だった。

さらに、国民の市場経済への親和性レベルを示す「市場親和国民の割合」では、韓国は0.03点で、47カ国のうち45位で最下位圏を記録した。米国とスウェーデン(0.30)が1位、エチオピア(0.25)、ベトナム(0.20)、オーストラリア(0.19)などが上位を占め、日本(13位、0.11)、中国(24位、0.07)、インド(29位、0.07)となっている。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「なぜ市場親和性が高いことが良いことだと言えるんだ?」

「市場経済の流れに沿って、市場を開放するか閉鎖するかは、各国の環境によって異なる」

「政府が市場を管理するから、市場経済親和性が高くないことは確かだ」

「韓国は各種規制も多く、市場が閉鎖的で市場経済の要点・自由競争からはほど遠い」

「以前から、政府主導で経済発展してきたから、市場経済には抵抗感があるんだよ」

「(自由競争によって弱者が切捨てられ、福祉がさらに悪化することへの懸念して)福祉レベルが最下位の大韓民国が、市場経済に追従してどうする」

「政府主導の統制が政経癒着に変質し、談合や市場への被害が発生するなら、時間がかかっても少しずつ不必要な規制を撤廃し、市場経済への親和性を高めるように国の体質そのものを変えていかないといけない」

「規制改革、市場経済と書けば、価値があるように見えるのか?既に、韓国経済は外資に牛耳られている。この教授は、市場経済政策をさらに進め、今以上に市場を開放したいようだが、本当に韓国経済の将来を考えているのか」

「反市場経済への意識がなぜ生じているのか考えないといけない。韓国内ではびこる各種の腐敗、低賃金で国民を苦しめる経済構造、それらによって市場経済に否定的になるのだ」(翻訳・編集/三田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携