2015年4月6日、香港の俳優フランシス・ン（呉鎮宇）が、過去に俳優レスリー・チャン（張国栄）を侮辱したとの報道について身の潔白を主張した。大公報が伝えた。

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香港の演技派俳優フランシス・ンが6日、中国版ツイッターでメッセージを発表した。4月1日は、03年にホテルの高層階から投身自殺した俳優レスリー・チャンの命日にあたる。毎年この日が来るたびに「レスリーを侮辱した」と報道されることについて、身の潔白を主張した。

フランシス・ンによると、「侮辱」報道のもとになっているのは、香港版アカデミー賞・金像奨の授賞式でのパフォーマンスだった。過去のある年、授賞式に出席したフランシスはノミネートされた5作品について、ジョークを交えて紹介。この時の言葉が「侮辱」とされたもの。メッセージの中で、「生放送なので台本がありリハーサルを経たものだ」と説明。また、「僕を中傷するのは別に構わないが、このような方法で中傷するのだけは許せない」と怒りを込めて語っている。

ネットユーザーからはフランシスの言葉を支持する声が多い。「直情的なところはあるが、それだけに普段から正直。だから信じられる」「報道はフランシスとレスリーの両方を傷つけるものだ」などの声が聞かれている。（翻訳・編集/Mathilda）