資産100億円以上の超富裕層が1万7000人!GDPのほぼ半分を手中に―中国

Record China    2015年4月7日(火) 6時16分

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4日、中国には資産が5億元(約100億円)を超える超富裕層が約1万7000人おり、その総資産額31兆元(約620兆円)は中国の国内総生産(GDP)63兆6500億元(約1273兆円)の半分に相当する。

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2015年4月4日、英BBC中国語サイトによると、中国には資産が5億元(約100億円)を超える超富裕層が約1万7000人おり、その総資産額31兆元(約620兆円)は中国の国内総生産(GDP)63兆6500億元(約1273兆円)の半分に相当する。

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中国民生銀行と胡潤研究院が発表した「2014〜2015年中国超富裕層の需要調査研究報告書」によると、中国の超富裕層の84%は男性で、平均年齢は51歳。地域別では、北京市、広東省、上海市、浙江省に最も集中している。所有する企業は製造業が最も多く全体の25%近くを占め、次いで不動産業、TMT(科学技術、メディア、通信産業)の順だ。サービス業、投資、重工業、製薬業、エネルギー産業の占める割合も高い。

こうした超富裕層につきまとっているのは汚職や横領といった犯罪の影だ。胡潤研究院が毎年発表する「中国の大富豪ランキング」に登場したとたんに逮捕され、死刑になった富豪もいることから、この大富豪ランキングは「死のランキング」とも呼ばれている。中国のネットユーザーはこの報告書の中身について、「人口が14億人もいるのに、たった1万7000人がGDPの半分を持ってる?言葉もないね」「こんなに格差がデカいとは!」といった驚きの声を上げている。(翻訳・編集/本郷)

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