台湾軍事ヘリ撮影事件に新事実、見学者に日本人男性1人が含まれていた!―台湾紙

Record China    2015年4月6日(月) 15時13分

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6日、台湾の女性タレントが軍事機密であるアパッチ攻撃ヘリを撮影した画像を公開した事件で、見学者一行のなかに日本人男性1人が含まれていることが明らかになった。写真は国民革命忠烈祠の衛兵。

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2015年4月6日、台湾紙・蘋果日報(電子版)によると、台湾で大騒動になっている「アパッチ撮影事件」で、日本人男性1人が5日に桃園地方検察庁の事情聴取を受けた。

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3月29日、桃園市にある航空特戦指揮部601旅団中隊の副隊長・勞乃成(ラオ・ナイチョン)中佐は、女性タレントのジャネット・リー(李●蓉、●は草かんむりに倩)とその家族、中佐自身の家族や親せき、友人ら大人14人、子供7人と共に陸軍の攻撃ヘリコプター・AH64Eアパッチを見学。同日夜にジャネットが自身のフェイスブックに、アパッチの操縦室内で操縦かんを握っている画像などを公開したことから、「軍事機密漏えいだ!」とネット上で大騒ぎになった。

見学者のなかには米国人や香港人も含まれていた。台湾国防部は3日、勞中佐を始めとする軍関係者5人の懲戒処分を決定したが、勞中佐らの行為が国家機密保護法違反、要塞保壘(ほるい)地帯法違反、機密漏えい、陸海空軍刑法違反の疑いがあるとして、桃園地検も独自に捜査を開始した。

その後の調べで、勞中佐の妻の妹・邱雅[王奇](チウ・ヤーチー)の恋人である日本人男性や運転手の男性、メイド4人も当日の現場に同行していたことが新たに判明。運転手とメイド4人の国籍は現在調査中だ。日本人男性は5日、邱雅[王奇]と共に桃園地検に出頭し、事情聴取に応じた。桃園地検は同日、当初判明していた大人の見学者14人の自宅を家宅捜索し、パソコンや携帯電話、カメラ、メモリーカードなどを押収。アパッチ画像のの有無を確認している。

この事実に台湾のネットユーザーは怒り心頭だ。記事のコメント欄には「この日本人がスパイだったらどうするんだ!」「外国人に軍事機密を見学させるのは世界中で台湾だけ」「こんな軍のために税金を払いたくない!」といった非難の声が相次いでいる。(翻訳・編集/本郷)

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