台湾のタレントら13人、陸軍ヘリ内部の写真公開で検察の事情聴取受ける、軍事機密情報漏えいの疑いで―台湾メディア

Record China    2015年4月6日(月) 14時2分

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5日、陸軍のアパッチ攻撃ヘリの内部を撮影した画像をネット公開した事件で、台湾の女性タレントら13人に対する地検の事情聴取が始まった。資料写真。

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2015年4月5日、陸軍のアパッチ攻撃ヘリの内部を撮影した画像をネット公開した事件で、台湾の女性タレント、ジャネット・リー(李●蓉、●はくさかんむりににんべんの青)と友人ら13人に対する検察の事情聴取が始まった。台湾紙・蘋果日報(電子版)が伝えた。

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ジャネット・リーは3月29日、自身のフェイスブックに陸軍攻撃ヘリコプター・AH64Eアパッチの機内を撮影した写真を公開。重大な軍事機密情報の漏えいに相当するとして、激しい世論の批判を浴びた。ジャネットや彼女の家族、友人ら13人をアパッチの修理基地に案内したのは勞乃成(ラオ・ナイチョン)中校(中佐)。航空特戦指揮部601旅団中隊の副隊長で機密保護の担当官でもある中佐は、ジャネットら一行を無断で案内。操縦席で模擬操縦をさせ、写真撮影までも許可した。

台湾陸軍司令部はすでに勞中佐を含む数人に対し懲戒免職処分を下している。桃園地方検察庁は5日、軍事機密情報漏えいの事実確認のため、勞中佐の他にジャネットやその夫、友人ら13人を呼び出し、アパッチ機内に入った人数や写真撮影の有無に関する事情聴取を行っている。この報道に対し、台湾のネットユーザーは「この中佐はきっとこれが初めてじゃないだろ」「調子に乗った芸能人に軍事機密を暴露されるなんて情けない」「中国共産党は喜んでいるだろうな」といった批判コメントを寄せている。(翻訳・編集/本郷)

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