「孔子は韓国人」と韓国教授が主張、中国メディアの誤報だった?!―韓国大使館

Record China    2015年4月4日(土) 17時56分

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3日、中国新聞網は記事「“孔子は韓国人”は中国人メディアの誤報」を掲載した。「韓国はパクリ国家だ」……中国メディアがこうした誤解を広めていると、在中国韓国大使館は訂正を求める書簡を発表した。写真は孔子像。

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2015年4月3日、中国新聞網は記事「“孔子は韓国人”は中国人メディアの誤報」を掲載した。

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「韓国はパクリ国家だ」「韓国人はすべての歴史の起源が自国にあると思い込んでいる」……中国メディアがこうした誤解を広めていると、在中国韓国大使館は訂正を求める書簡を発表した。

例えばソウル大学歴史学部の朴正秀教授が「漢字は朝鮮人が発明した。世界遺産に申請するべき」「孔子は韓国人」と主張したと中国メディアが報じているが、そもそもソウル大学に朴正秀という教授はいない。また歴史学部という学部もないといった具合だ。

他にも「曹操は韓国人」「孫文は韓国人」「韓国は中国、日本の書道をパクって世界遺産申請を狙っている」「中国神話の起源は韓国」などの報道があるが、いずれも確認した結果は誤報、捏造(ねつぞう)の類だと判明したという。

2005年、韓国の江陵端午祭がユネスコの無形文化遺産に登録された。韓国側は「端午の節句は韓国起源」と主張していないが、中国では「歴史を韓国に奪われた」との認識が広がった。これで“歴史をパクる国・韓国”とのイメージが定着、“韓国教授が孔子は韓国人と主張”などのニュースが次々と報じられるようになった。(翻訳・編集/増田聡太郎

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