韓国は「自画自賛外交」ばかり、このままでは国の存亡に関わる―韓国紙

Record China    2015年4月2日(木) 20時39分

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1日、韓国紙はこのほど、韓国政府の外交安全チームにはチームワークの意識がまったくないと指摘し、表面的な外交成果を自画自賛することよりも、着実な外交を実行する姿勢が必要だとする、批判的な内容の社説を掲載した。

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2015年4月1日、環球時報によると、韓国・中央日報は31日、韓国政府の外交安全チームにはチームワークの意識がまったくないと指摘し、表面的な外交成果を自画自賛することよりも、着実な外交を実行する姿勢が必要だとする、批判的な内容の社説を掲載した。

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中国や米国といった大国の間で板挟みの状況に陥っている韓国は、ニューヨーク・タイムズに掲載される漫画の題材にまでなった。カジノのようなところで、中国は札束、米国はミサイルを掛け金にしている様子が描かれている。

しかし、こうした韓国外交に対する批判的な言論に、尹炳世(ユン・ビョンセ)外相はまったく耳を貸さず、「外交問題は単純ではない」と反論している。

韓国は中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を決定し、韓国の高難度の外交成功例だとアピールしたが、欧米各国に大きく遅れたことには触れないままだった。尹外相は米中間で板挟みになっていることを「有利な立場にある」と主張するが、記事は「それではなぜそうした立場を利用して北朝鮮の核問題や日韓問題などを進展させられないのか」と疑問視し、「『木を見て林を見ない』ことが尹外相の外交の最大の欠点だ」と批判した。

また、「現在の韓国は100年前の風前のともしびのような弱い国ではなく、世界15位の経済力を持つ国になったが、大国のはざまにある地政学的関係は何一つ変わっていない」と外交安全問題の重要性を指摘。「経済上の失策は挽回が利くが、外交問題は国の存亡に関わる」と警鐘を鳴らした。(翻訳・編集/岡田)

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