日本の「フィギュアスケート愛」に圧倒される中国、どうして日本人はこれほど熱狂するのか―中国紙

Record China    2015年4月1日(水) 13時24分

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1日、揚子晩報は中国上海市で開かれたフィギュアスケート世界選手権の応援席が日の丸がいっぱいになったことに対し、「日本人はどうしてこれほどまでにフィギュアスケートに熱狂するのか」という記事を掲載した。写真は同大会での羽生結弦。

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2015年4月1日、揚子晩報は先ごろ中国上海市で開かれたフィギュアスケートの世界選手権で会場応援席が日の丸でいっぱいになったことに対し、「日本人はどうしてこれほどまでにフィギュアスケートに熱狂するのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

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世界選手権の会場ではたくさんの日の丸や日本からの取材陣、日本のスポンサーの看板が目に入り、「ここは本当に上海だろうか」という錯覚に陥った。これらを目にすると、日本人の「フィギュアスケート愛」を実感せずにはいられない。

世界選手権が中国で開催されるのは今回が初めてだ。当然、国内でも大きな注目を集めると予想していたが、実際は日本のファンの応援やマスコミの多さに圧倒された。日本のファンは約1000人。応援席に占める数はわずかだが、日本人選手が登場するたびに掲げる日の丸やメッセージボードには驚かされた。

では、どうして日本のファンやマスコミはわざわざ上海までやって来たのだろうか。その理由は実力のある選手の多さにある。最も人気の高い羽生結弦だけでなく、日本のどの選手も奮闘を見せた。今回、日本の成績は大変良かったとは言えないが、羽生と宮原知子がシングルで銀メダルを獲得したということが日本の強さを物語っている。日本では有望な選手を幼いうちに発掘し、集中トレーニングを行うというシステムがある。

一方、中国はフィギュアスケート人口がとても少なく、その多くが北方の地域に集中している。日本は中国より温暖な気候だが、各地に室内リンクがあり、スケートを楽しむ機会も多い。このような環境から日本ではフィギュアに対する関心が自然と高まった。これを受け、日本の企業もスポンサーを喜んで引き受けており、国際スケート連盟の公式スポンサーのほとんどを日本企業が占めるに至っている。(翻訳・編集/野谷

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