2015年3月30日、韓国・朝鮮日報によると、リー・クアンユー元シンガポール首相の国葬後に行われたレセプションで、安倍晋三首相と韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領が言葉を交わしたことについて、韓国政府は「安倍首相の方から朴大統領に近づいた」と明らかにした。

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韓国大統領府によると、安倍首相は朴大統領に、最近、日中韓3カ国首脳会談の早期開催で合意した3カ国外相会談の成功に感謝の意を示し、「議長国としての役割を評価する」と述べた。これに対し、朴大統領は「外相会談で合意した通り、今後必要な措置をうまく取っていこう」と述べたという。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「日本が謝罪しないまま首脳会談を開くことは、韓国が先に日本に免罪符を与えることと同じだ」

「二人で話す機会がもっと増えればいい。朴大統領と安倍首相はアジアの大きな希望！」

「歴史的な葛藤はあるが、韓国にとって日本は無視することのできない強大な隣国だ。朴大統領は個人的には安倍首相を嫌っていても、外交上では、にっこり笑って自分から話しかけるというマナーを忘れてはいけない」

「外交は感情で行うものではない。韓国中で非難されている安倍首相のような人とでも、国益のためには、笑って話をしなければならない時もある」

「安倍首相は歴史を歪曲するために一生懸命だね」

「うそはいつか必ずばれる。それなのになんで安倍首相はそこまで頑張る？」

「朴大統領はヘビが地面を這って近づいてきたような恐怖を感じたことだろう」（翻訳・編集/堂本）