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13日に湖南省西部の湘西トゥチャ族ミャオ族自治州で、建設中の堤渓沱江大橋が崩落した事故は、14日夜現在、123人の作業員のうち29人が死亡、30人が行方不明となっている。
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2007年8月13日午後、湖南省西部の湘西トゥチャ族ミャオ族自治州で、建設中の堤渓沱江大橋が突然崩落した。14日夜時点で、123人の作業員のうち29人が死亡、30人が行方不明となっている。
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堤渓沱江大橋は鳳凰県から貴州省大興空港へと続く道路整備の一環として建設中で、今月末にも全面開通の予定だった。数日前から橋梁にひびが入っていた、一切鉄骨が使われていなかったなど手抜き工事を示唆する情報が飛び交っているが、当局はまだ事故原因を発表していない。
建設中の橋が粉々に崩壊するという前代未聞の事故は、大きな影響を与えている。温家宝(ウェン・チアバオ)首相は原因の徹底解明を指示した。また交通部の李盛霖(リー・シェンリン)部長ら中央政府の要人が視察に現地入りした。(翻訳・編集/KT)