「心動かされずにはいられなかった」と在日中国人、日本のアウトレットで目にした中国の友人たちの姿―中国メディア

Record China    2015年3月25日(水) 0時7分

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23日、中国メディア・網易は「驚くべき日本の心配り」と題する記事を掲載した。写真はブランド品。

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2015年3月23日、中国メディア・網易は「驚くべき日本の心配り」と題する記事を掲載した。

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最近、日本旅行の人気がにわかに上昇している。祝日になると友人や親戚の中国人が訪れ、私は「高級ガイド」として彼らを案内する。富士山や箱根の温泉、皇居、浅草、ディズニーランドなどに行き、ショッピングをするのが東京旅行のお決まりのパターンだ。ショッピングは銀座、新宿などのデパートや化粧品店のほか、木更津の三井アウトレットパークへ行く人も多い。首都圏最大のアウトレットで、200以上のブランド店が並んでおり、買い物好きにはぴったりだ。

友人に付き添って三井アウトレットパークを訪れたときに、ある面白い現象を発見した。それは友人たちがトイレや水飲み場、キッズスペースに非常に新鮮さを感じていたことだ。「人に優しいデザインだね」「よく考えられてるなあ」「これがあったらすごく便利」「手が込んでるなあ」など、感嘆の声がやまない。携帯電話を取り出して、トイレの中で撮影する友人までいた。まるで視察に来ているかのようだった。

日本で生活する私にとって、トイレの中にトイレットペーパーがあり、清潔で、(設備に)故障がないことはすでに当たり前のことになっている。しかし、友人たちと一緒に改めて見て回ると、こうした施設の細やかな設計に、心を動かされずにはいられなかった。中国から来た友人たちが感激し、称賛の声をあげるのも不思議ではない。

木更津の三井アウトレットパークだけでなく、日本の公共施設はその規模や新らしさにかかわらず、どこでも人に心地よさと便利さを感じさせる。こうした細やかな気配りから、私たちはその磨き抜かれたプロ意識、サービスを受ける人への行き届いた配慮を見ることができる。そして、広大な商業施設を数人の清掃員できれいに保つのは、施設を利用する客の協力が欠かせない。

「郷に入っては郷に従え」を実践する中国人観光客もそれに貢献している。私は日本人と同じようにトレーを元の位置に戻したり、水道に置いてあるふきんでテーブルをきれいにふいたり、ごみをきちんとごみ箱に捨てている同胞の姿をたくさん見た。これもおそらく、日本の細やかさが生んだ素晴らしい相互作用であろう。(翻訳・編集/北田

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