北東アジアに構造変化の兆し、「THAAD」と「AIIB」めぐり動き出す各国=「指導者の能力の問題」「中国との関係が崩れたら大変」―韓国ネット

Record China    2015年3月24日(火) 12時9分

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23日、韓国・文化日報は、日中韓外相会議を契機に、北東アジアの構造変化が起きようとしていると報じた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。資料写真。

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2015年3月23日、韓国・文化日報は、約3年間中断された日中韓外相会議が21日に再開されたことを契機に、高高度防衛(THAAD)ミサイルの韓国配備と、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加などをめぐる日本、米国、韓国、中国の駆け引きで、北東アジアに巨大な構造変化が起きようとしていると報じた。

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米国はTHAADの韓国配備を公式化しようとする動きが見られる。THAADの韓国配備に反対してきた中国は現在、声を潜めている状況だ。一方で、日本はAIIB参加を検討し始めている。韓国政府関係者は23日、AIIBに参加するかどうかについて、「これまで多くの点で参加の得失を計算してきた。総合的に検討し、決定を下さなければならない時期」と述べた。「最終的な決定がいつ出るかはわからない」としながらも、政府がAIIB参加方針を固めたとの観測については、「間違っているとは言えない」と否定しなかった。この2事案において、韓国がこれまでの「あいまい戦略」から「決定」の段階に入っていることは、朴政権の外交戦略の大きな転換点となると報じられている。

これについて、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「THAADは韓国の実情に合わない武器だ。北朝鮮が今持っている武器はテストもできてないような武器なのに、THAADまで配置する意味があるのか」

「THAAD配備を承認しよう。米国が私たちに武器を輸出して金を稼ごうとしているとの認識は間違いだ。THAADの費用は韓国が支払うのではない。米軍が韓国に設置するだけだ」

「北朝鮮が核兵器で威嚇しているのに、どうやって国を守るんだ。自分たちで金を出してでも武器を輸入しなければならないのに、こんな重大な問題を中国のような国の顔色を見て決めてはならない」

「THAAD配備はだめ。AIIB参加はOK」

「THAAD配置やAIIB参加について、外部の圧力や介入を許してはいけない。韓国政府主導で決定して推進しよう」

「中国との関係が崩れたら大変なことになる」

「問題は、最高指導者の能力だ。どう見ても朴大統領には荷が重そうだ」

「日米中のどの国も朝鮮半島の統一なんて望んではいない。米国は、グアムと沖縄を拠点にアジア太平洋地域の前線基地を構築している。韓国は武器や軍事物資の戦略的輸出地域に過ぎない。中国は、韓国を自国経済に関する問題解消と日本への防衛戦略に利用するだけ。日本は米国と連携して、大陸侵略のタイミングを虎視眈々(たんたん)と狙っている」(翻訳・編集/三田)

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