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11日夜、北京市豊台区の鉄道レール下の地面が突然崩れて線路が切断、列車が通行不能となった。60人以上の作業員が、袋詰めされた石を運び、深さ5mの穴を埋め修復作業を行なった。
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2007年8月11日午後9時30分ごろ、北京市豊台区西道口の鉄道下の地面が突然崩れて線路が切断、列車が通行不能となった。西道口鉄道は京石高速と立体交差する形になっており、崩落したのは立体交差部分から東におよそ100mの地点。
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事故発生後、すぐに修復作業が始められたが、崩落部分は地面からの距離が5mもあり、穴の大きさは深さ5m、幅2m、長さが3m。まず大量の石がトラックで現場に運ばれて袋詰めされ、それを60人ほどの作業員が背負って狭い階段を上り、崩れた穴を埋めていく。その後、レールが再設置され、修復作業は2時間半で終了した。現在、列車は速度を落として通行している。
現場からおよそ50mほど離れた場所で働いていた作業員らは、線路の下をくぐる形で建設中であったトンネルが今回の崩落の原因であったのではないかと話している。しかし現在のところ関係者らは原因に関するインタビューには応じていない。(翻訳・編集/BA)