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香港人が中国人を嫌う理由―中国ネット

配信日時:2015年3月23日(月) 6時20分
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17日、新浪ブログに「香港人が中国人を嫌う理由」と題したブログが掲載された。香港の人口の6倍の中国人観光客が訪れることで、香港人の生活環境が圧迫されていることを訴えている。写真は香港の街角。
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2015年3月17日、新浪ブログに「香港人が中国人を嫌う理由」と題したブログが掲載された。香港の人口の6倍の中国人観光客が訪れることで、香港人の生活環境が圧迫されていることを訴えている。

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世界から日本を訪れた観光客は1200万人、中国本土から香港を訪れた観光客は4000万人近くに達する。日本の国土は38万平方キロ、香港は1000平方キロにも満たない。人口700万ほどの香港が、その6倍近くの観光客の相手をするということがどういうことか、わかるだろうか。

中国人観光客は香港の経済を潤すというが、大企業の資本家を除いた一般市民がどれほどの恩恵を受けられるのかはわからない。一方で、普段の外出が混雑で不便になり、生活の至る所で支障が出ることは間違いない。中国人観光客が宿泊や飲食、買い物、移動などでする消費は、香港の国内総生産(GDP)の4%にも満たない。「中国人観光客が去れば香港の経済は終わる」というのは、ばかげた話なのだ。

マルチビザを持つのは多くが深センの住民だ。中国の内陸部には、まだ香港への旅行が解禁されていないところも多い。しかし、マルチビザを持つ人々は、毎日香港にやってきている。密輸品の問題も彼らが引き起こしている。

中国人が香港にやってきて出産し、大金を払って香港の身分証を手にする。その結果、地元の妊婦たちは公立病院で出産できず、私立病院に移っても大量の中国人のために費用が高騰している。出産後も、中国人の買い占めによって粉ミルクが買えず、政府が決めた1人2缶までという取り決めにはなおさら不満だ。中国人は数千万香港ドルを投資して香港の身分証を手にするが、ほとんどがそもそも香港には住まず、大陸からの資金を当て込んだ不動産投機のためで、地元の人々は家を買えなくなっている。

香港で学ぶ中国人学生は1万人近くに上り、香港政府も税金から高額の奨学金を提供する。しかし、多くの学生は香港を踏み台にして、卒業後は欧米に行き、香港で働くことも、納税することもない。それでいて、毎年香港人学生の定員を圧迫しているのだ。地元の学生はどう思っているだろうか。

中国人観光客は公共マナーを守らないという。ネット上の情報と現実は異なり、実情はそれほどひどいものではなく、少数だが、悪影響はある。香港の地下鉄では飲食が完全に禁じられているわけではなく、地元の住民もパンを食べたり飲み物を飲んだりする。しかし、傍若無人な振る舞いをするわけではない。中国人観光客は座席の上で食べ物を広げ、親子でごみをまき散らしたりするため、香港人の反感を買う。

かつて香港は中国本土から違法に渡ってきた人々を吸収してきた。決して中国本土の人々を排斥してきたわけではない。しかし、返還から20年近くが経ち、対立が生まれた。香港人の利益が侵害されていることを考えている人はいるだろうか。深く考えるべき問題だろう。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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