米中韓の外交戦、韓国を悩ませる原因は日本?=韓国ネット「韓国がかわいそう」「いつも日本のわなに引っかかる」

Record China    2015年3月20日(金) 0時49分

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19日、韓国メディアによると、高高度防衛ミサイルやアジアインフラ投資銀行をめぐって、米中韓が激しい外交戦を繰り広げる中、韓国が態度を決めかねているのは日本の存在だとの分析が出た。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2015年3月19日、韓国・聯合ニュースによると、米国が韓国への配備を検討している迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」や中国が設立を呼びかけるアジアインフラ投資銀行(AIIB)をめぐって、米中韓が激しい外交戦を繰り広げる中、韓国が態度を決めかねているのは日本の存在だとの分析が出た。

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韓国政府関係者は、THAADとAIIBをめぐり、韓国は米中のどちらかを選択しなければならない状況だが、決断を迷わせているのは日本の外交的な動きだと指摘。AIIBに関連し、日本がワシントンで「韓国が中国に傾倒している」との主張を展開しているため、韓国政府は、米国側が「韓国は中国の目を気にしてTHAADの導入を決めない」と間違った認識をするのではないかと懸念しているという。

また、日本が歴史問題での中韓の団結をけん制しているとの見方もある。米国はAIIBへの参加に否定的な態度を示しており、日本も米国と同じ立場をとっている。韓国政府がAIIBへの参加を正式に発表していないのは、日本が米国に「韓国が中国に傾倒している」と話すことを恐れているからだという。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「朝鮮半島の歴史の中で、どの国に一番傷付けられたか、どの国に一番助けられたかを考えて判断すればいい。その関係はこれからも変わらないはずだから」

「安倍首相が仲違いをさせようとあちこち動き回っているようだ。毎回、日本のわなに引っかかる韓国…」

「米国と中国を賢く利用すればいい。韓国は米国に対して沈黙を守り、米国がいらいらしてきた時、『米国の金でミサイルを配備しろ』と言えばいい。一方、中国にはAIIBの韓国の持ち分を最大限要求し、実益を高めればいい。米国は友達で中国は隣に住むおじさんだ。韓国にとって米中はとても重要な国だから、中立的な立場をとる必要がある。軍事は米国、経済は中国。この方法なら韓国のプライドは傷付かない。中国もさすがに二つとも得ようとはしないだろう」

「THAADを配備し、AIIBにも加入しろ。そして強大な国防力で中国経済を思いのままにしよう」

「米国は中国やロシアと戦争しようとしているんじゃない?自分の国は自分で守って。それか韓国の国防部に給料を払うべき」

「悔しいけど、日本の外交力はすごい。力のない韓国はいつも振り回されていてかわいそう」(翻訳・編集/堂本

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