「中国には年金不安なし!?」、3年連続で支給額が増加―中国

Record China    2007年8月12日(日) 7時18分

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2007年8月10日、中国労働社会保障部は、今年の退職者への基本年金が3年連続で増額され、月あたり963元(約15400円)となったことを明らかにした。来年以降の増額も既定路線だという。写真は労働社会保障部。

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2007年8月10日、中国労働社会保障部の関係者は、今年の退職者への基本年金が3年連続で増額され、月あたり963元(約15400円)となったことを明かした。7月1日より発効され、8月末までに受給者は増額した年金を受け取れるようになる。

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同部によると、1998年から2006年までの間に「企業労働者基本養老保険基金」の収入は1353億元(約2兆1600億円)から4599億元(約7兆3600億円)へ大幅に増加。国などからの財政補助も24億元(約380億円)から948億元(約1兆5200億円)へと増えた。年金受給者は2727万人から4264万人に増え、基金の支出額も1512億元(約2兆4200億円)から4199億元(約6兆7200億円)へと増加している。

同部関係者によると、こうした年金財政の推移を背景に、来年以降の3年間も年金支給額を毎年増額するのは既定路線。増額幅もこれまでの3年間を超えるものとなり、支給額は平均で月1200元前後に達する見通しだという。(翻訳・編集/KT)

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