東京五輪の追加種目に「綱引き」が名乗り、100年ぶりの復帰なるか―中国メディア

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10日、国際オリンピック委員会(IOC)は、昨年末に開催した臨時総会で一連の五輪改革案を可決し、五輪開催都市が五輪実施種目を追加提案できることを認めた。資料写真。

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2015年3月10日、国際オリンピック委員会(IOC)は、昨年末に開催した臨時総会で一連の五輪改革案を可決し、五輪開催都市が五輪実施種目を追加提案できることを認めた。これを受け、日本綱引連盟は2020年東京五輪の正式種目復帰に名乗りを上げた。

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IOCの改革案が可決されると、さまざまな競技団体が2020年の東京五輪の追加種目に名乗りを上げた。中でも、日本では多くのファンがついており、非常に人気が高い野球などが本命視される中、「綱引き」も五輪復帰を目指して申請を行った。

先日東京で開催された全日本綱引選手権大会の会場では、主催者側が用意した「100年ぶりの五輪復帰」と書かれた巨大看板が置かれ、参加選手や観客たちに対する署名募集活動が行われた。日本綱引連盟の幹部によると、これは東京五輪組織委員会に向けて、綱引きの五輪復帰への決心をアピールするものだという。同幹部は「国際綱引連盟も活動を非常に支持してくれている。100万人の署名を集める計画を立てている」と語る。

綱引きは1900〜1920年に五輪の5大会で正式種目だった。もし2020年東京五輪の追加種目に選ばれた場合、100年ぶりの五輪復帰となる。これに対し、日本のネットユーザーの大部分が好意的な反応を示している。「綱引きの試合のルールは非常に単純だが、実は奥が深い競技だ。勝負が決まるまでの時間は短いが、五輪の中継には適している」「団体戦に分類される綱引きは、五輪の雰囲気を盛り上げるので、復帰を支持する」などの書き込みが見られた。

綱引きの試合のルールはシンプルだが、選手の技術や戦略理解度に対する要求は極めて高い。国際綱引連盟(TWIF)は2002年に正式にIOCに加入し、これまで五輪正式種目に復帰することを努力目標としていた。(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/武藤)



   

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