宗派超え平和にサッカー!中国内の“イラク”で人口激増、千人超す一大集団に―浙江省

Record China    2007年8月10日(金) 13時19分

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イラク大使館の発表によると、中国在住イラク人はこの2年間で50%増えたといい、大半が浙江省義烏市に集まっている。同市は世界最大規模といわれる巨大な日用品の卸売市場で有名。

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2007年8月10日、中国の報道によると、戦争で国を追われたイラク人約200万人が世界各地で難民生活を送っており、そのうち中国にとどまるイラク人が急増していることがわかった。イラク大使館の発表によると、中国在住イラク人はこの2年間で50%増えたといい、大半が浙江省義烏市に集まっている。

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同市には世界最大規模といわれる巨大な日用品の卸売市場がある。イラクの貿易会社が100社以上進出し、商人は1000人を超すと見られている。1年間の商用ビザが取得しやすい上、大きなイスラム寺院があり、中東出身者のコミュニティーが出来上がっているため生活しやすい、など条件が整っているからだ。

常に身の危険にさらされていたイラクと比べるとここは天国、「許されるなら一生中国で過ごしたい」とイラク人は口を揃える。またシーア派とスンニ派の対立もここでは全くなく、週末には宗派を超えたイラクチームが地元チームとサッカーに興じるなど、平和そのものだという。(翻訳・編集/WF)

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