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母に元気をくれた熱海のお婆さん―訪日中国人

配信日時:2015年3月8日(日) 5時0分
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7日、日本を訪れたという南京在住の40代の女性がこのほど、「日本」について自身のブログにつづっている。
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2015年3月7日、日本を訪れたという南京在住の40代の女性がこのほど、「日本」について自身のブログにつづっている。

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父が他界してから、私は毎年、冬に母と一緒に旅行に出かけることにしている。目的は、母にこれまで見たことのない美しい景色を見せ、食べたことのない料理を食べさせ、感じたことのない感覚を味わってもらうことだ。もちろん、母が以前のような元気を取り戻してくれることが一番の願いだ。

今回は4泊6日の日本旅行。母が、日本が本当にみんなが言うように、きれいで礼儀正しい国なのかどうか見てみたいと言ったからだ。ただ、残念なことに、母は刺身などの生ものが食べられない。そのため、ツアーに付いている和食はあきらめ、自分たちで母の口に合う食事を探した。

午後、今回の旅行で最も素晴らしかった熱海に到着。ホテルは海に面していて、畳の部屋から波の音が聞こえる。言葉にはできない幸せな時間を母と過ごした。近くには足だけの温泉があり、たくさんの日本人がいた。私と母もそこに交じって温泉に足を浸した。その時にこっそり撮影した母の写真が、今でも私の一番のお気に入りだ。夕食は鍋料理だったが、母はここで一番好きな日本の食材「わさびみそ」と出会った。刺身が食べられないのにわさびが気に入るなんて、なんだか不思議だ。

印象に残っているのは、熱海の街中で土産物を売るお婆さんだ。髪は真っ白だが、とても元気がいい。時々、「ニーハオ、ニーハオ」と中国語を交えて、私たちに話しかけてくる。ツアー客に大人気で、母も一緒に記念写真を撮った。母がお婆さんから元気をもらったことが、傍目からもよくわかった。城ケ崎海岸の海の青は深く、潮風が心地よかった。日本のきれいな空気を肺いっぱいに吸い込んだ母の表情は、まるで何歳も若返ったかのようだった。(翻訳・編集/北田

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