ソウルの米大使襲撃事件、男が犯行直前に送ったメールが話題に=韓国ネット「独島のためだから許せってこと?」「日本人相手に戦うべき」

Record China    2015年3月5日(木) 15時37分

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5日、韓国メディアによると、ソウル市内でマーク・リッパート駐韓米大使を襲ったとして逮捕されたキム・ギジョン容疑者が、同日早朝にメディアや知人に送ったメールが話題となっている。写真は竹島。

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2015年3月5日、韓国・京郷新聞によると、ソウル市内でマーク・リッパート駐韓米大使を襲ったとして逮捕されたキム・ギジョン容疑者が、同日早朝にメディアや知人に送ったメールが話題となっている。

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キム容疑者は「独島(日本名:竹島)守護団体」の代表を務めており、2010年7月7日、ソウルのプレスセンターで開かれた講演の途中、重家俊範駐韓日本大使にセメント片2個を投げつけた容疑で起訴され、懲役2年、執行猶予3年の判決を受けた前科がある。また、島根県が「竹島の日」を制定した2005年には、友人6人とともに、本籍を慶尚北道鬱陵郡独島里38番地に移した。

キム容疑者は5日早朝、「独島守護団体の特報」という名前で、「韓国の教科書が歪曲(わいきょく)された現実を告発するキム・ギジョン隊長」と題するメールをメディアや知人に送った。

本文は、「でたらめな独島愛、北東アジア歴史財団を叱ってあげよう!国内に普及する教科書を回収しよう!独島を愛するみなさんに告発します」という文章から始まり、「『独島守護団体』は、政府の独島政策の矛盾を指摘します。日本大使館のホームページや防衛白書などに反発してきたが、なぜか、教科書歪曲に対する責任と展望に疑問を抱いたキム・ギジョン隊長は、外交官を襲った暴力犯の烙印を押されました。しかし、懲役2年、執行猶予3年の間に大切なことをやり遂げました。2013年には、『独島』を『リアンクール岩礁』と、『東海』を『日本海』と表記した文化財庁の地図を正したのです。私たちの独島は、私たち自らが美しく育てていきましょう。日本人がそんなにも独島に行きたいと望むのなら、観光ビザを発給して、独島を訪問した日本人に、独島がどこの国の土地であるかを教えればいいのです。強大な海軍力を備えた日本だが、一方的な武力行使で独島を奪うことはできない。しかし、私たちの領土であるにもかかわらず、世界7〜8位の韓国海軍が独島を守れないということが残念だ」などと書かれていたという。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「いくら独島を愛しているからといっても、米国大使を襲ってはいけない」

「方法を間違えてしまったね」

「称賛する人は誰もいない。情熱は認めるが…」

「どんな理由であれテロはいけない。それに、なんでまったく関係ない内容のメールを送ったの?」

「この人のせいで、独島問題で韓国が不利になった」

「独島は日本の土地になってしまった。米国が認定したら、そこで終わりだからね」

「独島のためだから、自分のすることを許してくれってこと?米国の法律で厳しく処罰されればいい」

「このメールに共感して、誰かが擁護してくれると思った?」

「日本人相手に戦えばいいのに、なぜ米国人をターゲットに…」

「正しい考えと精神を持っていても、暴力はいけない」(翻訳・編集/堂本

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