日本人女性の男性を惹きつける魅力はどれほどのもの?―中国メディア

Record China    2015年3月8日(日) 3時28分

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3日、近年、中国人のオタクが最も好む女性は、日本人女性だ。なぜ中国人男性は日本人女性に好感を持つのか?これには、数千、数百ものさまざまな理由があるだろうが、日本人女性の魅力が侮れないのは確かな事実だ。資料写真。

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2015年3月3日、近年、中国人のオタクが最も好む女性は、日本人女性だ。なぜ中国人男性は日本人女性に好感を持つのか?これには、数千、数百ものさまざまな理由があるだろうが、日本人女性の魅力が侮れないのは確かな事実だ。

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■日本人女性の魅力

中国語には「魅力」(mei4li4)という言葉があるが、日本では「魅力」よりも伝奇的な色が強い、「妹力」(mei4li4)という言葉がある。「妹力」は、日本語で書くと「妹の力」となる。当然この「妹」は、姉妹の妹を指すのではなく、広範囲な女性を表す。1925年(大正14年)、日本の民俗学の始祖と言われる柳田國男氏は、婦人雑誌「婦人公論」に「妹の力」と題する文章を発表した。「妹力」という2文字はここから人々の思考の中に入り込んだ。

柳田氏はこの文章の中で、東北地方の片田舎で聞いた奇妙な話について触れている。盛岡県の東部のへんぴな山村に富裕な一族が住んでいた。家には6人兄弟がいたが、長男以外の5人は、奇妙な遺伝子疾患を患っており、ある時は正常だが、ある時は精神錯乱の発作を起こした。唯一正常だった長男は、悲観と絶望のあまりうつ病になり、巨額なお金を東京で使い果たし、祖父が発作を起こして首つり自殺した仏壇の前で、井戸に身を投げて自殺した。家には5人の狂った兄弟と13歳の妹が残された。

柳田氏は、「非常に奇妙なことに…」という前置きの後、「13歳の妹が5人兄弟のリーダー格となり、この兄弟たちの精神をすべて一つに束ねたのだ。たとえば、前から一人の旅人が歩いてきたら、妹は『あれは鬼だ』という。すると、5人の兄弟の目には鬼しか映らなくなる。そして、妹は、『あいつを殺せ』といえば、兄弟たちは一斉に旅人に向かって駆け寄り、殴るけるの暴行を加える…。このため、この家の前の土手を通るものはいなくなった」と綴っている。

13歳の少女はどのようにしてこの狂った男たちに自分の言うことを聞かせたのか?これに対し、合理的に説明することは難しい。しかし、柳田氏は、日本の各地に伝わる民間伝承から、「日本は古代から女性の神秘的な力を信仰・崇拝してきた」として、「この信仰や崇拝は、日本が近代化しても完全にはなくならなかった」という見方を示している。

■女性崇拝の心理から生まれた「癒し系」と「大和撫子」

古代の日本人は、女性は男性が持っていない神の力を有していると考えていた。女性が子供を産み、育てることも、女性は男性よりも自然に近い存在、つまり女性は男性よりも神に近い存在だと見られていた。このため、これらの神を祀る女性は神の妻、あるいは神の侍女として神聖化された。自然や神への崇拝から、女性崇拝が生まれ、これによって日本の女性の最も古い職業である巫女が誕生した。

現代の日本においても、日本人の心の奥には女性崇拝の心理が隠されている。そして、これが別の新しい定義を生んだ。それは、2つの言葉で形容される。一つは、「癒し系」で、もう一つはしなやかで強い気質を持つ「大和撫子」だ。「癒し系」の典型と言えるのは、10年程前に日本で流行ったメイド喫茶。一方、「大和撫子」の代表といえば、東日本大震災が発生した後、世界ワールドカップで優勝したサッカー日本女子代表「なでしこジャパン」だ。2011年3月11日に起こった巨大震災で日本全体が深い悲嘆に沈む中、サッカー日本女子代表は日本に一筋の希望の光を灯した。「大和撫子」たちは、最も肝心な時に、不屈の精神で「妹力」を発揮し、日本人の勇気と精神を鼓舞したのだ。(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/武藤)

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