米国務次官、対立する日本と中国、韓国の関係に警鐘「かつての敵国を非難することで陳腐な喝采は得られるが、関係を麻痺させる」―香港英字紙

Record China    2015年3月3日(火) 10時40分

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1日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、シャーマン米国務次官(政治担当)が、日本と中国、韓国との間で領土問題や歴史認識をめぐり緊張関係が続いていることは、3カ国の関係にとって障害となると述べた。資料写真。

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2015年3月1日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、シャーマン米国務次官(政治担当)が、日本と中国、韓国との間で領土問題や歴史認識をめぐり緊張関係が続いていることは、3カ国の関係にとって障害となると述べた。

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シャーマン米国務次官は先月27日、米ワシントンでの演説で、日本と中国、韓国との間で領土問題や歴史認識をめぐり緊張関係が続いていることについて、「理解できるが、もどかしい状況である」と述べ、「3カ国の円滑な協力関係の障害となる」との考えを示した。国の首脳がかつての敵国を非難することで陳腐な喝采を得ることはできるが、そのような挑発行為は、相手国との関係を前進させるのではなく麻痺状態をもたらすだけであると述べた。また、日中韓の外相会談が開催される見込みであることについて好ましいとの見解を示し、3カ国の首脳会談につながることへの期待を示した。(翻訳・編集/蘆田)

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