日本で「爆買い」する中国人は、国民から非難されるべきなのか?―中国メディア

Record China    2015年2月28日(土) 10時57分

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27日、中国メディア・環球網は「日本で爆買いする中国人、国民から非難されるべきなのか?」と題した論説を掲載した。写真は銀座の中国人観光客。

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2015年2月27日、中国メディア・環球網は「日本で爆買いする中国人、国民から非難されるべきなのか?」と題した論説を掲載した。以下はその概要。

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春節(旧正月)の大型連休で日本を訪れた中国人観光客の「爆買い」が連日ニュースになっている。なぜそれほど多くの中国人が日本で買い物をするのだろうか。その主な理由は、日本で売られている製品の品質が優れていて、しかも中国国内よりも価格が安いことにある。日本では日本製品だけでなく、米国製品や欧州製品も安い値段で手に入る。ナイキのシューズや英国の紅茶も、日本で買う方が中国で買うよりもずっと安い。安くて良い品を求めるのは、人間にとって極めて正常な行為だ。「爆買い」する中国人を責めるよりも、こうした現象を客観的にとらえることが重要ではないだろうか。

インターネットの普及で世界は狭くなった。商業的国境は曖昧(あいまい)になり、ネットを利用すればどんなものでも手に入る。中国政府は国内企業とその製品を守るため、輸入品に高い関税をかけた。多くの中国人が日本の物価が安いと感じる理由がここにある。

メイド・イン・チャイナは世界を席巻した。だが、中国製品の品質や中国人労働者の意識の低さがたびたび問題になっている。さらにニセモノが市場に混在しており、消費者が安心して商品を購入することもできない。生活が豊かになった国民が消費対象を国外に求めるのは当然のことだろう。国民が優秀な自国製品を安心して購入できるようになれば、わざわざ海外に出かけて商品を買い漁ることもなくなるはずだ。(翻訳・編集/本郷)

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