中国の発明特許出願件数、4年連続で世界一に―中国紙

Record China    2015年3月1日(日) 17時24分

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26日、「三流企業は商品を売り、二流企業は技術を売り、一流企業は標準を売る」と言われるが、この「標準」の重要な指標のひとつである発明特許は、企業がコア競争力をつけるための武器になろうとしている。

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2015年2月26日、「三流企業は商品を売り、二流企業は技術を売り、一流企業は標準を売る」と言われるが、この「標準」の重要な指標のひとつである発明特許は、企業がコア競争力をつけるための武器になろうとしている。中国の2014年の発明特許出願件数は、4年連続で世界一になった。出願される発明特許の質が高まり、特許取得件数が成長の新たな軌道にのった。科技日報が伝えた。

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中国国家知的財産権局の甘紹寧(ガン・シャオニン)副局長は先ほど開かれた、中国の2014年の発明特許出願状況に関する説明会で、同局が昨年受理した発明特許出願件数が前年比12.5%増の92万8000件に上り世界一になったことを発表した。

そのうち、知的財産権の創造の主体である企業の地位が固められた。中国企業の2014年の発明特許出願件数は48万5000件で、国内の60.5%を占めた。中国企業の発明特許取得件数は9万2000件で、国内の56.4%を占めた。科学技術型企業の特許出願・取得件数が特に秀でており、ファーウェイは2409件で1位に、ZTEは2218件で2位となった。これは企業の革新力と技術水準を示している。発明特許は企業の革新的な製品を保護する堅固な盾になった。

特許の創造が続けられる中、革新的成果の実際の生産力および企業の競争力への転化も加速中だ。同局は2014年に特許先導を着眼点とし、特許運用能力を強化した。さらに北京中関村科技園区など8カ所の産業クラスターを国家特許先導産業発展実験区に、中国電子材料業界協会など5つの業界協会を国家特許共同運用試行部門に、武漢郵電科学研究院(集団)など35社の企業を国家特許運営試行企業とした。データによると、中関村のハイテク企業数は毎年4000社のペースで増加しており、1日平均で10社以上の企業が誕生している。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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