「抗日戦争勝利」に気まずい韓国、「祝うほど厚い面の皮は持ち合わせていない」と皮肉―中国メディア

Record China    2015年2月28日(土) 4時24分

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27日、中国・網易にこのほど、「韓国はなぜ、抗日戦争勝利を祝うのが気まずいのか」との記事が掲載され、当時朝鮮半島が日本の支配下にあったことから、「『勝利』を祝うとなると、韓国人はおそらくそれほど厚い面の皮は持ち合わせていないだろう」と皮肉っている。資料写真。

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2015年2月27日、中国のポータルサイト・網易にこのほど、「韓国はなぜ、抗日戦争勝利を祝うのが気まずいのか」との記事が掲載された。記事は第2次世界大戦当時、「(日本の支配下で)圧倒的多数の半島人たちは『皇軍』や『軍属』として戦っていた」と述べ、「『勝利』を祝うとなると、韓国人はおそらくそれほど厚い面の皮は持ち合わせていないだろう」と皮肉っている。

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網易の記事は「時に人に見られたくないときに限って、他人から声をかけられてしまうことがあるが、韓国人は今まさにこうした苦悩を抱えているようだ」と前置き。今年戦後70周年に当たり、朴槿恵(パク・クネ)大統領がロシアから戦勝記念日式典への参加を呼びかけられ、中国からは共同で式典を開きたいと提案されたことに言及した。

この中で網易は、韓国政府がロシアの要請に態度をはっきりと示さず、中国に対しては「韓国も式典を準備している」というあいまいな回答で押し切ったことについて、「メディアでは韓国が米国に配慮したとの見方が伝えられているが、実は韓国にとって頭が痛い問題はこれだけではない」と指摘。

ロシアに関しては「韓国人にとってもともとロシアは友人ではない上に、歴史的にも被害を受けている。今回のロシアの招待に、韓国の世論は『ロシア人がドイツに勝利したことは、韓国人と何の関係があるのか?』『ロシアこそが朝鮮半島を南北に分断した張本人だ』という否定的な立場が多い。支持率が低迷し続ける朴大統領が式典に出席するのは、非常に難しい仕事である」と解説している。

一方、「中国からの誘いは、さらに朴大統領と韓国全体を気まずさの境地に追いやった」と紹介。「なぜなら韓国は抗日とは一切関係がないからである。当時の朝鮮半島は大日本帝国の一部であり、圧倒的多数の半島人たちは中国や東南アジアなどで『皇軍』や『軍属』として戦っていた。朴大統領の父親である朴正熙(パク・チョンヒ)は満州国軍の中尉だった。彼らはいったい誰に『勝利した』というのか。『負けた』というのが正しいだろう」としている。

さらに「もともと独立していた半島を、日本の手から解放した者が正当な統治者ということになるが、韓国の李承晩(イ・スンマン)はずっと米国にいて抗日にはまったく参加せず、朴正熙は日本の手先である。金日成(キム・イルソン)は中国共産党の支持のもとで日本をたたいたことで(※注:国際的には戦勝国は国民党)、北だけでなく南にもその正当性を認める声がある。北朝鮮が『白頭山の血統』を主張するのもこれが理由だ」とも強調している。

その上で記事は「韓国人が光復節を祝い、日本がどれだけ悪かったと訴えるのは問題ない。日本人が悪ければ悪いほど、『自分たちにはどうしようもなかった』で済むのだ。しかし、『勝利』を祝うとなると、韓国人はおそらくそれほど厚い面の皮は持ち合わせていないだろう」と結んでいる。(編集/KU)

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