2015年2月25日、中国の掲示板サイトに、「日本の便座に中国製造業はバツが悪い思い」と題するスレッドが立った。

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スレ主は、最近多くの中国人旅行客が日本で温水洗浄機能付き便座を買いあさっていることに触れ、「中国人は日本や安倍首相が嫌いだが、長期休暇にはアベノミクスの強力な支持者になる」と皮肉を述べた。

その上で、「日本製品との差は品質のみならず、アフターサービスを重視していないことや経営戦略にあり、そのため洗浄機能付き便座は中国のメーカーもずっと安い値段で販売しているものの、多くの中国人は日本製を好んで買うのだ」と分析、中国製造業は理念を変え、質を向上させる必要があると訴えた。

これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「やっぱり直輸入品が一番」

「中国製は高くて質が悪いからな」

「命を大切にするなら中国製品から離れることだ」

「売国奴になるべきでない理由はたくさんあるものの、洗浄機能付き便座の前には無力だ」

「便座すら精巧に作る民族に対してどうして勝てるだろうか。日本のことをばかにはできない」

「日本車を買うと反日愛国者に壊されるかもしれないが、電気炊飯器や便座なら壊される心配がないからね」

「今や日本も便座売りにまで落ちぶれたか」

「日本は便座を作れるだけだが、我が国は核兵器を作れる。レベルが違うよ！」

「日本鬼子（日本人の蔑称）が便座を売っているということは、日本の製造業が衰退したことの印だ」（翻訳・編集/山中）