中国人観光客、今年の春節も日本やタイで問題行動=ネットでは「文化レベルは成長していない」と批判の声が支配的

Record China    2015年2月25日(水) 14時11分

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25日、中国政府が中国人観光客のマナーは「やや向上」したとの見方を示す中、台湾メディアなどからは問題行動の報告が相次いでいる。写真は銀座を観光する中国人観光客。

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2015年2月25日、中国政府が中国人観光客のマナーは「やや向上」したとの見方を示す中、台湾メディアなどからは問題行動の報告が相次いでいる。

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今年の春節(旧正月)は2月18日から24日までの7連休。中国国家観光局によると、連休前半4日間に海外へ出掛けた団体旅行客(香港・マカオ・台湾は除く)は6621団体、14万3651人に上った。行く先は日本や韓国、東南アジアが主流だが、豪州、欧州、米国なども少なくないという。観光局はこれまでのところ、海外で中国人観光客のマナーの悪さに関する報道はなく、マナーは「やや向上」したとしている。

こうした中で、台湾メディア・中時電子報は、女性の中国人観光客が日本の銀座の街角で、子どもにおしっこをさせている光景を日本のテレビで放映されたと伝えた。テレビのリポーターが店の前での迷惑行為を注意したところ、「おしっこはビニール袋の中にさせている。地面を汚していない」と反論されたという。

一方、中国青年網によると、タイのインターネットサイトで、「中国語を話す観光客」がチェンマイの歴史のある寺院で、足を使って鐘を鳴らす姿が公開された。また、国内旅行でも観光客のマナー違反は問題視されており、大河報によると、河南省鞏義市にある宋陵公園で、1000年近い歴史を持つ文化財の石像を踏み台にして子どもや若者が上って記念撮影をする行為が物議を醸した。

とりわけ海外でのマナー違反について中国のネットユーザーからは、「これは個別のケース。中国人全体を指してマナーが悪いというのは言い過ぎだ」と擁護する声もあるものの、「中国人の面汚しだ。経済的には成長しているが、文化レベルは成長していない」と観光客らのマナー違反を批判するコメントが支配的だ。(編集/KO)

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