「アフリカ象を救って!」BBCプロデューサー、象牙貿易の中止求めて習国家主席に公開メッセージ―英紙

Record China    2015年2月26日(木) 3時14分

拡大

23日、英公共放送局・BBCのプロデューサーが中国の習近平国家主席に「アフリカ象を救ってほしい」とのメッセージを出したと、英紙が報じた。写真はアフリカ象。

(1 / 2 枚)

2015年2月23日、英デイリー・テレグラフ(電子版)によると、英公共放送局・BBCのプロデューサーが中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席に「アフリカ象を救ってほしい」とのメッセージを出した。米華字メディア・多維新聞が伝えた。

その他の写真

習国家主席にメッセージを出したのは、英国の動物学者で、BBCのドキュメンタリー番組プロデューサーでもあるデイビッド・アッテンボロー卿。中国が象牙貿易をやめれば、アフリカ象の殺害を減らすことができるとし、公開メッセージの形で習主席に歴史的な選択を取るよう促している。

メッセージには、アッテンボロー卿のほか、専門家や議員、著名人も名を連ねており、間もなく中国と日本を訪問する予定のケンブリッジ公ウイリアム王子からも、習国家主席に同様の提案が行われるとみられている。

ある動物保護非政府組織(NGO)によると、2010〜12年に殺害されたアフリカ象は10万頭に上る。こうした状況が続けば野生のアフリカ象は絶滅してしまう恐れもあり、増加の一途をたどる中国の象牙取引がその大きな原因だと指摘されている。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携