開催準備に苦戦する韓国・平昌五輪を尻目に北京が猛アピール=22年冬季五輪招致、「北京はリスクゼロ」極限の低予算に―香港紙

Record China    2015年2月25日(水) 5時57分

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24日、参考消息網は、2022年の冬季五輪開催を目指す北京市が大々的な低予算でライバル都市に対抗する構えを見せていると報じた。写真は北京国家体育場。

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2015年2月24日、参考消息網は香港紙・南華早報の報道を引用し、2022年の冬季五輪開催を目指す北京市が大々的な低予算でライバル都市に対抗する構えを見せていると報じた。

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23日付の記事によると、北京市が計画している予算は08年の夏に開かれた北京五輪の10分の1以下だという。ライバルはカザフスタンのアルマトイだ。国際オリンピック委員会(IOC)は低予算の五輪開催を目指しており、北京とアルマトイはいかに予算を抑えるかで競争を繰り広げている。

北京市は先月6日に提出した報告書で、「冬季五輪のために新設する施設はごくわずか」とアピール。08年の北京五輪で使用した施設を22年にも使うとしている。開会式は08年の五輪と同じ、北京国家体育場を使用する計画だ。昨年のロシア・ソチ冬季五輪は510億ドル(約6兆700億円)という史上最大の費用が投じられ、無駄遣いと非難する声も出ていた。さらに18年に韓国で開かれる平昌冬季五輪は開催予算の急騰や準備の遅れなどが指摘されている。22年の五輪招致について、北京市の副市長は「北京冬季五輪はリスクゼロだ」と自信を示している。

IOCは来月末に北京で最終調査を行い、7月31日に選考結果を発表する。(翻訳・編集/野谷

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