中国の観光客、1000年の文化財を“踏み台”に=中国ネットは“批判”や“自虐”の一方で意外な意見も

Record China    2015年2月24日(火) 21時35分

拡大

23日、中国人観光客はそのすさまじい購買力で世界中から歓迎されている一方で、マナー違反の行為もたびたび問題視されている。このほど、中国・河南省で目撃された観光客の行為が物議を醸している。

(1 / 2 枚)

2015年2月23日、中国人観光客はそのすさまじい購買力で世界中から歓迎されている一方で、マナー違反の行為もたびたび問題視されている。このほど、中国・河南省で目撃された観光客の行為が物議を醸している。大河報が伝えた。

その他の写真

報道によると、同省鞏義市にある宋陵公園で、人や動物をかたどった石像に子どもや若者らが上って記念撮影をしていた。だが、彼らが踏み台にしているのは、1000年近い歴史を持つ文化財で、ネットでは批判の声が集まっている。

中国ネットでは、「文化財は我々の先祖が残した唯一無二の存在。それをないがしろにする者はどんな罰を受けても当然」「役人の素養が低いのだから、庶民の素養が低いのも仕方がない。家の大黒柱が歪めば家全体がいびつになるのと同じこと」「何て素養だ!頼むから海外には出ないでくれ!」と批判が圧倒的に多かった。

一方で、「驚くことはない。だって、中国人だもの」「中国人の半数は彼らのような人間」と自虐的なコメントを投稿する人も見られた。

さらに、「写真撮影を有料にしたら。その収入を修繕に充て、石像の上に敷物をかぶせるのはどうだろうか」「踏むくらいいいじゃん、壊れやしないんだから」とマナー違反の行為を問題だと感じない意見もあった。(翻訳・編集/内山

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携