在日中国人、感動と驚きがあふれる日本生活を紹介=「中国人はもう少し理性を保っては?」―中国メディア

Record China    2015年2月22日(日) 11時42分

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17日、貴州網は、日本で生活する中国人が日本の施設や商品に施された細やかな心配りや工夫について、中国と比較しながら感想を記した文章を掲載した。写真は日本のバスの降車ボタン。

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2015年2月17日、貴州網は、日本で生活する中国人が日本の施設や商品に施された細やかな心配りや工夫について、中国と比較しながら感想を記した文章を掲載した。以下はその概要。

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東京での生活を紹介するのは、この都市が偉大であることをたたえるためではなく、この都市を参考にして、自分たちの街がさらに素晴らしく変化できることを中国の多くの人に知ってもらうためである。

日本の便器は世界で最も賢く、これを見ただけで都市文明の差を感じる。温水シャワーの水流や温度を調節できるだけでなく、便座自体にも暖房機能がついていて、冬でも温かい。文明の差を論ずれば、われわれの都市とは少なくとも何十年もの差がある。

日本で売られる商品は、客の好みを考えてさまざまな商品に数多くの選択肢が用意されている。便せんやラッピング用紙・リボン、靴の中敷きなどは何百種類も用意されている。ただし、たくさんありすぎて、1つの商品を選択するのに何時間もかかってしまうのが玉にきずだ。

ショップやレストランなどでは、利用者向けの細やかな心遣いがごく普通に行われている。例えば、食堂やレストランでは、どんな小さな店でも子供用のイスが用意されている。駅や電車の中のトイレには、母親のことを考えて、赤ちゃんの世話をするための机やスペースが設置されている。中国では、このように母親のことを考えて設計された施設は極めて少ない。

地下鉄のほとんどすべての駅には貸しロッカーが設置してあるため、買い物をした後にもう少し街をぶらつきたいと思ったときでも、荷物を持ったまま行動しなくて済む。ただし、1回300〜400円と値段がやや高いのが欠点だ。一部のコンビニエンスストアには、食べ物を購入した人の衛生を考えて、レジの下に小さな手洗いが設置してある。こうした工夫はさまざまなところで見られる。

また、治安も非常に良い。自転車は、夜中に路上に駐車しておいても盗難に遭うことはほとんどない。自動販売機も至る所に設置してあり、たばこや飲料、食品類まで販売している。もちろん無人で、誰かが監視しているわけではない。特に、飲料の自動販売機はあらゆる場所にある。しかも、自動販売機の設置会社や機種ごとに販売している種類が異なるため、好みの飲料が購入できる。最も感動したのは、ホットとアイスを選択できることで、寒い冬には特に重宝する。

子供や高齢者への気配りも行き届いている。多くの階段には子どもやお年寄りのために通常の手すりの下にもう1本手すりが設置されている。公共バスの中には、降車を知らせるボタンがすべての座席から手の届く位置に用意されており、ボタンを押すためにお年寄りがよろけたり、転んでけがをしたりしないように配慮されている。

さまざまな工夫や心遣いが、人々に温かさを届ける。これこそが本当の生活である。日本という文字を見ると、すぐに釣魚島(日本名:尖閣諸島)や靖国神社を思い浮かべる人々よ、もう少し理性を保ってはどうだろうか?(翻訳・編集/秋田)

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