2015年2月18日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の市民団体「VANK（バンク）」がインターネット上などで活動を始めてから16年、韓国の歴史や領土に対する海外の「誤った認識」を正した数は計462件に上るという。

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VANKは1999年、当時大学生だった朴起台（パク・ギテ）団長が授業の課題として外国人のペンパルサイトを開設したのをきっかけに、現在は子どもから大人まで約13万人ものメンバーが「サイバー外交官」や「韓国広報大使」として活動するまでになっている。VANK関係者によれば、活動当初は世界地図の3％に過ぎなかった「東海（日本海）」の表記は、2015年現在、29％にも増えたという。

これを受け、韓国ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。以下はその一部。

「国ができないことを国民の力でやってくれた。まさに正義」

「素晴らしい！これからも頑張ってください」

「VANKの活動に感謝の意を表すとともに、これからも支持して行きたいと思う。われわれの子孫のためにも正しい歴史は自分達で守って行きましょう」

「本当の愛国とは『ドゥー・ユー・ノウ・キムチ？』なんて軽々しいものじゃなくて、VANKのように誤った認識を正すこと」

「米国に留学してるけど、現地の教科書の『Sea of Japan』表記を見る度にもどかしさを感じる。でも、なぜ『East sea』なのか、どこから説明したら良いか分からない」

「周辺国に対してギャーギャー騒いでいるようで恥ずかしい」

「『竹島』が『独島』なのは分かるけど、『日本海』を『東海』っていうのはちょっとやりすぎ。東海は韓国にだけ通じる呼び方じゃない？それに、『黄海』は『西海（※韓国での呼称）』だっていう主張はなぜしないの？」（翻訳・編集/松村）