韓国と中国の間で“ニンニク輸入拒否問題”がドロ沼化=生産者「賠償なければ法的手段に」―中国紙

Record China    2015年2月18日(水) 23時21分

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18日、北京青年報は、韓国での中国・山東省産ニンニク輸入拒否問題に新たな動きがあったと伝えた。写真は中国のニンニク農家。

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2015年2月18日、北京青年報は、韓国での中国・山東省産ニンニク輸入拒否問題に新たな動きがあったと伝えた。

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この問題は、荷積み前に韓国の輸入企業の検査を通過したニンニク約2200トンが「品質不合格」として輸入が認められず、中国に返送されたというもの。今回問題となったニンニクについて農家側は最高品質のニンニクを出荷したと主張しており、「輸入拒否は納得できない」と韓国当局に対応を求めるなどしてきたが、満足できる結果は得られず、さらに横暴な振る舞いまであったとして生産者らは抗議活動を続けていた。輸入が拒否された原因は化学物質の残留ではなく、斑点が浮きでているニンニクが多かったため、全体の5%以上が不良品だった場合は受け入れ拒否という検疫のルールが適用されたもようだ。

記事によると、農家側の依頼を受けた北京市の弁護士は17日に韓国の輸入企業に対して文書を送り、問題解決に向けて協力するよう要求。まず文書で相手方の協力とニンニク農家が被った損害の賠償を要求し、韓国側が協力姿勢を見せた場合は実際に協議を進め、具体的な解決案を決める。韓国側が協力や賠償を拒否した場合は、中国の裁判所で民事訴訟を起こす考えだ。弁護士は韓国側の問題点として、輸入企業と農家の間で交わされた契約が不平等であった点や品質検査の不透明さを挙げ、品質上のわずかな欠陥ですべてを返却するのは国際的な商取引の慣例に合致しないと指摘している。(翻訳・編集/野谷

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