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2007年8月5日現在、中国では全国各地で干ばつ被害が続いている。過去数十年来最大の干ばつに見舞われている地域も少なくなく、飲み水の不足や農作物への影響が深刻な状況だ。そこで、気象局などが小型移動式ロケットを打ち上げて人工降雨を行っている。
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2007年8月5日現在、中国では全国各地で干ばつ被害が続いている。過去数十年来最大の干ばつに見舞われている地域も少なくなく、飲み水の不足や農作物への影響が深刻な状況だ。
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そこで、水不足による雨水確保のため、気象局などが小型移動式ロケットを打ち上げて人工降雨を行っている。新疆ウイグル自治区バインゴリン・モンゴル自治州チャルチャン県では先月30日、農牧地域に人工雨を降らし干害を緩和するため、小型ロケットが打ち上げられた。チャルチャン県では干ばつの影響で綿花の生産量が減少するなど、経済損失が1250万元(約2億円)にも上っている。
また、黒竜江省ハルピン市では今月2日、15台の新型人工降雨ロケットが導入され、ハルピン市気象局が引継儀式を行った。(翻訳・編集/藤野)